緑のたぬきの版画”Raccoon of green”

緑のたぬきの版画”Raccoon of green”を制作しました。
まずは、動画を御覧ください。(Youtubeサイト)

謄写版で刷る緑のたぬきの版画”Raccoon of green”|How to make Printmaking of art at Mimeograph by Tomoko Kanzaki

いかがだったでしょうか。
この作品の特徴は、

  • 基本的な多版多色刷り
  • 描圧還元法使用

となっています。

【スタート〜00:16】
raccoon1
まずは、下絵のうつしとり。今回は2版なので、原紙を2枚重ねて下絵をとります。
一枚ずつ下絵を取るよりも見当の狂いが少なくなりますし、写しとりも早いのですからね。

【00:16〜00:43】
raccoon2
1版目は緑版の予定です。毛並みを表現したいので、描圧還元法で行います。そのための下準備の面製版です。

raccoon3

できるだけムラにならないように丁寧に面製版を行っていきます。

【00:43〜01:31】
raccoon4
1版目の面製版が終わったら原紙をヤスリから取り外し、真鍮ブラシで掃除します。今回のヤスリはXBヤスリですので、斜めに目打ちされていますので、ヤスリの目に沿ってブラッシングです。

2版目は黒い部分を製版していきます。こちらもまずは面製版。

【01:31〜01:43】
raccoon5
面製版ができたら、描圧還元法を施していきます。2版目の黒版の毛並みと、足の白い描画、眼も描圧で製版しました。

【01:43〜02:12】
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1版目の緑版はひたすら毛並みですね。

【02:12〜02:38】
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1版一色ですので、刷りも今回は2回あります。まず、緑版。インクは混色しています。しっかり練っておきます。この版は面製版部分が少し多いので、典具帖紙を挟んで刷りました。多版なので、刷っている時の版ズレリスクは最小限にとどめる予防策でもあります。

【02:38〜エンド】
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2版目です。刷り台に固定した透明フィルムにはじめに刷っておくと、若干のズレが生じた際見当合わせが容易になります。

IMG_3314

細かい各製版方法や刷り方法は、まだ10-48サイト内でご紹介しきれていない部分があり不明点が多いと思われますが、簡単に作品制作解説をいたしました。

10-48の「表現講座」の方で技法紹介を行っていますので、習得したい方は是非受講してみてください。

謄写版の表現研究へようこそ!

10-48のYoutubeチャンネルでは今回の制作動画や技法動画を紹介していますのでチャンネル登録を宜しくお願いします。

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