スクリーンの張り方

たくさん謄写版を使っていると、スクリーンが目詰まりしてきます。
謄写版(ガリ版)は基本的に原紙の紙繊維・製版時の鉄ヤスリによる極小の穴からインクが通り刷られるため、スクリーンは刷る際に原紙を留めておく支持体や原紙を保護する役割です。
ですからスクリーンの目詰まりや穴は無視してもらっても大概は大丈夫です。
スクリーンの汚れが気になる方向けの解説です。
※動画は字幕オンでご覧ください。

用意するもの

・ダブルクリップ
→多いほど良いです。12個は用意しておきたいです。今回は挟口19mmの物を使用しました。

・木工用ボンド
→シルク(絹)を貼り付けるには木工用ボンドで十分です。楽チンな物だと強力両面テープでも構いません。

・ヘラ
→厚紙で十分です。

・木枠
→スクリーン用木枠です

・シルク(絹)
→100メッシュのシルクを使用しました。
既存の謄写版の物でもこのメッシュの細かさだと思います。絹ですので木工用ボンドで貼り付け可能ですが、若干価格は高め。
テトロンは絹より安く、木枠に貼り付けることもできますが、専用の揮発性の接着剤を用いるため接着剤の価格が高くなります。
どちらかですね。

手順

スクリーンの張り方-絹1
まず長辺にクリップを取り付けます。順番としては真ん中→端2箇所の順に取り付けると良いです。真ん中に取り付けたクリップを基準として端のクリップを取り付けますが、絹の目がまっすぐになるようにします。この時はまだ引っ張りません。たるまなければOKです。

スクリーンの張り方-絹2
対面の辺にクリップを取り付けます。先に取り付けた対面クリップの位置からまっすぐに引っ張ってクリップをつけます。斜めには引っ張りません。これも真ん中→端2箇所の順です。

長辺が終わったら、短辺も同様にクリップを取り付けます。
クリップをつけ終わったら余分な絹を切り落としておきます。

スクリーンの張り方-絹3
クリップを4面3個づつ取り付けることができたら、ボンドを塗布します。まずは2辺だけ。

スクリーンの張り方-絹4
ボンドを塗り、ヘラで塗り広げます。
まず2辺だけで乾かします。30分ほどで大体乾きます。(ボンドにもよりますが。)

スクリーンの張り方-絹5
ボンドが乾いたら、ボンドを塗った辺のみクリップを外します。
外したクリップをボンドの付いていない辺にしっかり引っ張りながら取り付けます。

スクリーンの張り方-絹6
クリップを取り付けたら、再びボンドを塗布塗り広げます。
塗り終わったら、そのまま30分ほど乾かします。

スクリーンの張り方-絹7
ボンドが乾いたら、クリップを全て取り外します。クリップについていたボンドの塊がまだ乾ききっていないと思うので、このタイミングで薄く塗り広げておきます。

スクリーンの張り方-絹8
まだクリップで重なっていたところにはボンドで接着されていないので、ボンドを塗り広げ、乾燥させます。

スクリーンの張り方-絹9
完全にボンドが乾いたら、カッターマットの上で余分な絹を切り落とします。

スクリーンの張り方-絹10

以上で、スクリーンの張替えができます。
もし、必要であれば試してみてはいかがでしょうか。

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